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長財布 レディース ブランド 20代編集

◇◇◇ 「今度は路地裏か。あそこもよくよくついてない場所だよな」 「ついていない場所、というよりは立地条件が良すぎるのでしょう。これから行く路地裏は、都市の死角として理想的すぎ────」 「シオン? どうした、何かあったのか」 「血の臭いがします」 「え……?」  ……シオンは吐き気を堪えるように顔に手を当てる。それだけ血の匂いが濃いのだろうけど、こっちはまったく感じない。  これでも血の匂いには人一倍敏感だと自負していたんだけど……。
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