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null「いやっ」  追いかけるように、肉の環《わ》がぎゅっと締まった。  驚いてそこをみると、はぜて開いた女の粘膜は、ただれたように赤く濡れ光り、肌の白さと、きわどいコントラストを作っている。  谷間の真珠が露《つゆ》を結んだ陰毛の中に濡れて輝いていたので、そこを撫でると、 「ああ……いやあ……そ、そんな」  男の熱い視線を浴びて、ミモザ夫人が呻いていた。  ぎゅっとまた、締めつけてくる。  そうなると、秋津のものは衰えを見せない。  白昼の二人は、とどまるところを知らない二匹の魔魚《まぎよ》になるのだった。  ——やっと、果ててまどろんでいた。 「稲村ケ崎の〈ネイルズ〉にも、よくお行きになるみたいですね」  秋津は腹這って、煙草を取り寄せる。  世間話のような調子で訊いた。 「ええ、毎週一回くらいは、行ってるわ。あそこ、シーフード料理がとてもおいしいのよ」 「そうですね。ぼくもちょくちょく行きます。あそこのマスター、変わってますね」 「変わってるって、どういうふうに?」 「何だか様子が変ですよ。自分の過去のことをほとんどしゃべらないでしょう。あれ、記憶喪失症というものじゃありませんかね?」